メディアあらすじ
11話「アレルヤ」
刹那たちは辛くも人類革新連盟によるガンダム鹵獲作戦を退けた
作戦のミスをとがめるように、スメラギに食ってかかるティエリアだったが、
それはガンダムヴァーチェの姿を人類革新連盟にさらしてしまった苛立ちからでもあった
その戦闘中に敵パイロットであるソーマ・ピーリスと共鳴するなにかを感じ取ったアレルヤはひとり自分の過去をかえりみていた
人類革新連盟の施設にいた頃の自分と、それを発端として現れたもう一人の自分「ハレルヤ」
戦場でのピーリスとの接触から、いまだに超兵の実験が行われていることを確信したアレルヤは、
いまわしい過去と現在を払拭するため、スメラギにあるプランを提出する
それは、人類革新連盟の超兵機関施設への強襲だった
その頃、国連大使としてアレハンドロ・コーナーがアザディスタン王国を訪問し、エネルギー問題に関する査察を行っていた
アザディスタン王国の第一皇女・マリナは国益を第一に考え、太陽光発電の受電システムの誘致を受け入れていた
だが、国内の騒乱によって作業は遅れたまま、一向に進んでいなかった
12話「教義の果てに」
アザディスタン王国は、これまでの教えや古い慣習にならって生活しようとする保守派と
深刻なエネルギー問題を改善して豊かな国づくりをしようとする改革派とに分かれていた
改革を推し進めるために擁立されたマリナだったが、思うようにいかない内情と外交に疲れきっていた
そんな中、保守派の筆頭であるマスード・ラフマディが何者かによって拉致されるという事件が起こる
過激な改革派の仕業である可能性もあるため、シーリンはマリナにこのまま保守派と改革派の間で緊張が続くと
内戦に発展するかもしれないと進言する
一方、ユニオンのグラハムたちは自国の要請により、情勢不安定なアザディスタン王国への出兵の任務に就く
同じ頃、ソレスタルビーイングもアザディスタン王国への紛争介入を見越し、刹那を偵察に向かわせていた
13話「聖者の帰還」
保守派と改革派の対立によるアザディスタン王国の内情は、国連の軍派遣によって悪化する一方だった
刹那は自分の想いや行動が結果に繋がらず、その悔しさをかみ締めていた
引き続き第三勢力の存在の可能性を含め、調査を続ける刹那
やがて施設を破壊する際にモビルスーツの反応を見つけた刹那は、そこで同じように調査で動いていた
ユニオンの軍人たちと出会ってしまう
その中には、かつて戦場で剣を交えたグラハムもいた