http://ja.wikipedia.org/wiki/TYPE-MOON%E3%81%AE%E9%AD%94%E6%B3%95%E4%BD%BF%E3%81%84TYPE-MOONの魔法使いでは、アダルトゲームブランドTYPE-MOONの作品に登場する架空の魔法使いや、それに類する魔術師について述べる。
魔法
1.無の否定
使い手は不明。
第1魔法の使い手はすでに死去しているらしい。生きていた頃の痕跡は残されているのでカウントされることがある。
ロード・バルトメロイが唯一、認める魔術師は第一魔法の具現者のみである点から何らかの関係があると思われる。
2.並行世界の運営
「個」を保ったまま並行世界に渡る(干渉する)魔法。並行世界のマナの共有・並行世界の人間の技能のダウンロード。燕返しの多重次元屈折現象。
使い手はキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ。
詳細は死徒の項を参照
なお、シュバインオーグの系譜に連なる魔術師・遠坂凛がPCゲーム作品「Fate/stay night」間桐桜ルート("Heaven's Feel")の終盤において、衛宮士郎の力を借りて第二魔法を限定的に使用可能とする魔術礼装「宝石剣(キシュア・ゼルレッチ)」を完成させている。剣を使用することによって彼女はその構造を理解しており、資金と時間さえあればという条件はあるものの、宝石剣を再現することが出来る。
またアサシン(佐々木小次郎)は修行の果て、宝石剣同様極めて限定的ながら多重次元屈折現象を伴う剣技「燕返し」を修得している。
3.天の杯(ヘブンズフィール)
魂の物質化。存在が一段上の存在(英霊や精霊とも異なる超越存在)に進化し、魂単体で物質世界に干渉可能になる。真の不老不死になる。
使い手/千年以上前、アインツベルンの魔術師が到達。既にアインツベルンからは失われたとされているが、メルティブラッドでの青子の「自分以外の魔法使いは人間をやめている」との発言から、自身に第3魔法を使用し、存命している可能性がある。
冬木の聖杯戦争の核を成す魔法。間桐桜ルート("Heaven's Feel")で士郎が蘇ったのは、聖杯としての機能を持ったイリヤの行使した(不完全ながら)第3魔法によって魂を肉体から乖離・進化(?)させて単体で運用可能なものとし、凛のペンダントに宿る少量の魔力(対象が曖昧でイリヤの言動だと魂が抜けたイリヤの肉体とも取れる。もしくはその後に更に凛のペンダントに移し返したとも見れる。)に接続し直した…といった方法のようである。日常での肉体である「人形」を動かしているのは、魂の力で遠隔操作しているようなものなのらしい。
また、「影」を纏った桜の魂が無尽蔵の魔力を持つ永久機関と化したのも第三魔法の影響によるもの。
4.不明
使い手は不明。
第4魔法については現在のところ詳しく語られることが無いため謎に包まれている。
5.魔法・青
詳細不明。青子の3代前の「神域の天才」と言われるほどの当主が「道」を通し、蒼崎家は高確率で魔法使いを輩出する一族となっている。
使い手は蒼崎青子[1]。姉との後継者の座を争った末に継承したらしいが詳細は不明。
月姫 (ゲーム)の項を参照。
6.不明
第六法。いずれこの世界の秩序を打ち倒すといわれるモノ。定められた滅びを回避する手段とも言われる。
これまで多くの魔術師が様々な方法で第六へ至ることを目指したようだが、現在に至るまでに使い手は存在していない。
黒桐幹也は最後の魔法を「みんなを幸せにすることぐらい」と言っている。
またNotes.の世界では六人姉妹の全員が本当の魔法使いであったという記述があるが、その世界の大地は荒廃しており、黒桐幹也の発言とは矛盾している。
不明/時間旅行
名称以外は不明。他の魔法の別称である可能性もある。メルティ・ブラッド アクトカデンツァの青子のラストアーク「逆行運河 創世光年」の「逆行」から第五魔法ではという説もある。
魔法の域の魔術
ex.閉じられた輪(メビウス・リング)
詳細は空の境界を参照
最高レベルの結界、『空間遮断』とも呼ばれる。その内側はどこまでいっても果てが無い無限の空間になっており、創り出した術者以外には出入りできるものは無い。
使い手は荒耶宗蓮。
ex.統一言語(マスター・オブ・バベル)
詳細は空の境界を参照
神代にのみ存在していたあらゆるものに己の意思を言い聞かせることができる言語。根源を通し、世界から命令として魂に直接作用するというものであるため、絶対不可避の催眠術となる(式相手にはいまいち効きが悪かったが、それは彼女が根源と繋がった体を持つため)
使い手は玄霧皐月
ex.聖杯の召喚
詳細はFate/stay nightを参照
本来聖杯戦争が終わらない限り出現しない聖杯を呼び出す。
使い手はキャスター。
ex.空間転移
擬似的なテレポーテーション。転移させる対象を三次元より引き上げ、多次元を経由してから元の次元の指定した座標に下ろす、という工程を経ている。
使い手/キャスター、久遠寺有珠、荒耶宗蓮
エミヤ曰く、魔法の真似事。完全な空間転移は魔法に属すると言うが、「蘇生」のように何らかの魔法に絡むものではないかと推測されている(例えば第2魔法や時間旅行)。
ex.固有結界(リアリティ・マーブル)
詳細は固有結界を参照
術者の心象世界を実体化させ、世界そのものを上書きする『もっとも魔法に近い魔術』。この魔術によって可能になることは本質的には魔法レベルだが、(魔法と比べて)比較的容易に扱えるため、『魔術の最終奥義』と位置づけられている。一部の強力な魔術師のみがなしえる秘儀であり、魔術師たちの目指す到達点のひとつ。また、27祖レベルの強力な死徒は魔術ではなく固有の能力として使う。なお、イスカンダルの場合、彼個人が出現させているものではない。
使い手は衛宮士郎、アーチャー、ネロ・カオス、ライダー(征服王イスカンダル)等。