イオリア・シュヘンベルグが200年前に発明した最初のGNドライブは[T]であった。
しかし[T]の赤いGN粒子は人体に悪影響が起こし、動作事態も不安定なものである事が
が研究により発見されていた為、イオリア・シュヘンベルグは赤いGN粒子を人体に無害
な物に変える安定機、フィルターをGNドライブ用に開発する必要があると訴える。
そして、数機の試作機の事故の後に完成したのがTDブランケットとよばれる装置であった。
しかし、TDブランケットを製造する為には莫大な年月と環境も必要であり
施設も移動させなければならなかった。
その為、内部でTDブランケットの必要性に異議を訴えるもの達の現れ、
CB施設内にGNドライブの思想の違いが発生する。
賛成派が混乱の中約80年前に元CB施設を破棄、機関を移動させる。
この時一部反乱を起した反対派関係者を殺害、反対派生体CPUの破棄し、
結果、情報端末などを残す事態に陥る。
そして、完成したTDブランケットを装備したGNドライブが正式なGNドライブであり、
TDブランケットの装備されていないものは擬似GNドライブと呼ばれる。
擬似GNドライブの作製自体には年月はかからず、通常使用で性能に違いはないが
イオリア・シュヘンベルグによると擬似GNドライブが[T]の赤いGN粒子の放出を続けていると
しだいにGN粒子放出量が増えていきいずれ太陽炉の容量だけで制御しきれず
擬似GNドライブが崩壊現象を起す仮説が立てられている。
TDブランケットはGN粒子を人体への無害化、制御する以外にGNドライブの
効果を高め安定させ無限にする能力がある。しかし、TDブランケットは機械の性質上
粒子発生を制御しなければ無限に大量の[T]の赤いGN粒子を放出するGNドライブ暴走現象を起す。
その状態に発生した[T]の赤いGN粒子をガンダムの運用、兵器に利用するシステムがTRANSAMであり、
通常の数倍の速度、攻撃力を発揮しGNドライブの最終兵器とされている。
TRANSAMは無限に大量の[T]の赤いGN粒子を放出し通常戦闘での使用はパイロットへも悪影響を起す為、
GNアームズなど大量にGN粒子を消費する機体でのみ使用される。
TRANSAMの発動キーはヴェーダ直属の管理生体CPUにしか与えられておらず、ガンダムの機密保持にも使用される。