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水墨江南
kohaku
春意盎然
紫色梦幻
绿之印象
蓝色天空
黑色旋风
引用 最初由 wuling 发布我最后十多页还未统计啊...[/KH](被拍飞...然后部分头签还没着落...
引用 最初由 holypotatoMK II 发布赌啥头签,大家一起来赌ID=_,=
引用 最初由 unkstar 发布=-=ID怎么赌?我还不想打破万年同ID的习惯耶...
カナちゃん、わたしは書きたい物語があるの。 それは、荒野を彷徨う民の上に降り注ぐ天の糧【マナ】のように、白く清らかな、甘いお話で、どんな空っぽのおなかも、たちまちいっぱいにしてしまうのよ。 約束の地に辿り着くまで、神様はマナを降らせ、民に希望を与え、変わらない愛を示し続けるの。 ねぇ、カナちゃん、いつかそんな優しい幸せなお話が、書けたらいいのにね。 そうしたら、カナちゃん。 わたしは告白すべきことをすべて告白し、カナちゃんに許しを乞い、勇気を持って、あの狭き門をくぐることができるでしょうか。 プロローグ 自己紹介代わりの回想―――彼女が、最後につぶやいたこと さようなら、これほどまでに好きなあなた。 最愛の人に、そんな言葉で別れを告げた女性がいた。 愛しているならば、何故一緒にいてはいけなかったのか? 握りしめた手を、あんな風に優しく振りほどかなければならなかったのか? 絶望の眼差しで見つめる彼に背中を向けて、何故一人きりで狭い門へ進んで行ったのか。 広々とした明るい道を、二人で手を握りあって、並んで歩けなかったのか。 十七歳のぼくにとって、彼女の言葉も行動も理不尽に思えて、ただただ哀しくて、納得できなかった。 さようなら。 同じ頃、ぼくを導いてくれたあの人も、清らかな白い花びらの中、澄んだ瞳でぼくを見つめてささやいた。 さようなら。 疼く胸の内によみがえるのは、夕暮れのやわらかな金色の光に溶けてゆく、あたたかな微笑み。 細い肩、華奢な手足、儚く揺れる長い三つ編み。 振り返らない後ろ姿。 耳の奥に繰り返し響く、切ないほどに優しい声。 さようなら。 あなたはわたしの、なにより大切な人でした。一章 きみが揺らす、ぼくの殺意 「はい、これ約束の」 桃色の手毬のストラップを、ゆっくり手のひらに落とすと、琴吹さんは嬉しそうに頬をほころばせた。「あ、ありがとう」「遅くなってゴメン」 ちょっぴり決まり悪げに謝ると、髪が跳ねるほどの勢いで首を横に振る。「ううん! すごく可愛い」 小さく微笑んでぎゅっと握りしめたあと、またそぉっと開いて、指でつまんで、顔の前にかざした。そのままとろけそうな顔で、いつまでも眺めている。 朝の教室は、おだやかな空気に満ちていた。窓から透明な光が射し込み、琴吹さんの顔を、明るく輝かせている。 そろそろ教室に人が増えはじめる頃だけど、琴吹さんは気づいていないみたいだ。目の下をほんのり赤くして、ぼくを見上げる。「ね……このストラップ、ずっと井上が持ってたの?」「うん、夏休みの旅行土産だったんだけど、渡しそびれてたんだ。琴吹さんの暑中見舞いと同じだよ」 そう言うと、少しだけ唇を尖らせた。「だって、あたし……井上にヤなやつって思われて、嫌われてたし」「そんなことないよ。どっちかっていったら、琴吹さんのほうがぼくを嫌っているように見えたよ。だから、お土産を渡しても迷惑かと思ってた」「ち、違うよっ! 井上のこと嫌いだなんて――ただその、き、緊張して怖い顔になっちゃって――話そうと思っても、うまく話せなくて――嫌いだなんてそんな――だってあたし、ずっと井上のこと――」 慌てて否定するのが可愛くて、胸の奥がくすぐったくなる。ぼくは幸福な気持ちで、笑いかけた。「うん、今はちゃんと、わかってるよ」 すると琴吹さんも、おだやかな表情になり、恥ずかしそうにうつむいた。「よかった」 両手で包むように、ストラップを握りしめる。「このストラップ、井上があたしのために、選んでくれたんだよね」「うん」「選ぶとき、あたしのこと、考えててくれた?」「うん、琴吹さんに似合いそうな色だなって」 琴吹さんが、ますます恥ずかしそうに口元をゆるめ、小さな声で「ピンク……好きなの」とつぶやく。 それから、頬を赤くしたまま言った。「でも、どうして、あたしにお土産を買おうと思ったの? あたし、あの頃感じ悪かったのに」 期待のこもる眼差しで、そっとぼくを見上げる。 ぼくは声をつまらせた。 ほのぼのした甘い感情に、急に苦いものが混じる。 ――遠子先輩が、みんなにお土産を買いましょうって言ったから。 日々のおつきあいは、ささやかなことの積み重ねが大切なのよって、弟を心配する姉のような口調で、優しく笑いながら。 胸の奥が擦れるような気持ちで、ぼくは口を開いた。「琴吹さんのお見舞いに行ったとき、ぼく、いきなりわめいて帰っちゃったから。その、お詫びのつもりで……」 琴吹さんががっかりするのを見て、慌てて付け足す。「そ、それに、これがきっかけで、琴吹さんと仲良くなれたらいいなと思ったんだ」 とたんに目に甘い光が浮かぶ。琴吹さんは照れくさそうに、横を向いた。「べ、別に……っ、嘘つかなくていいよ。井上が、あたしにお土産買ってくれて、それを今まで持っててくれただけで、嬉しいもの」 嘘、という言葉に、ズキッとする。 けど――。「一生、大事にするね」 琴吹さんが顔をあげて笑ってくれたとたん、こわばった心が、再びやわらかなもので満たされた。 裏切りも企みもない、ただひたむきに、ぼくだけを見つめてくれる、まっすぐで純な瞳――。 この瞳に、ぼくは救われた。 昨日、流人くんの家から、どん底で帰宅したぼくを、泣きながら抱きしめて支えてくれたのは、琴吹さんだった。 もう、書かなくてもいいんだよ。 書かなくても、あたしは井上の側にいるよ。 涙をぽたぽたこぼしながら、そう言ってくれたことが、どれだけ嬉しかったか。 これまで琴吹さんに対して、美羽のように激しい想いを抱くことはないと思っていた。 だけど、琴吹さんといると、勇気が湧いてくる。不器用な優しさや、ぶっきらぼうで一生懸命な言葉を、心から愛しいと感じる。 まるで、ぼくが望む、平和でおだやかな日常そのもののような。 琴吹さんと一緒なら、強くなれる。 だから、迷わない。ぼくは、作家にならなくてもいいんだ。 明るい太陽の下、みんなが行く広々とした道を、井上心葉のまま琴吹さんと笑いながら、支え合いながら、ゆっくり歩いてゆければ、それ以上の幸せなんて、きっとない。「今日は、一緒に帰れる?」「うん」 うなずいて、恥ずかしそうに視線をそらし、「あ、森ちゃんたちが来たから、もう行くね」 小さく手を振って、ちらちらこちらを見ながら離れてゆくのが、可愛かった。「だいぶ落ち着いたみたいだな」 振り向くと、芥川くんが目をなごませていた。「学校を休んだから、心配していたんだが」「ゴメン、いろいろ気を遣ってもらって。美羽を連れてきてくれたことも……ありがとう」「いや、オレはただの付き添いだ。井上に会いに行ったのは、朝倉の意志だ」 大人びた口元に、おだやかな笑みがにじむ。 きっと、美羽にも、芥川くんにも、ぼくは助けられていたんだな……。 喫茶店で別れたときは、どうしていいのかわからなくて、心細くて断ち切れそうだった。だけど今日は、まっすぐに芥川くんに気持ちを伝えることができる。「ううん、立ち止まって考えろって言ってくれたこと、嬉しかったよ。おかげで、やっと答えを見つけられた」 明るい声で、ぼくは告げた。「ぼくは、やっぱり作家にはならない。もう、小説も書かないよ」 ぼくの浮かれようとは逆に、芥川くんが笑みを消し、ほんの少し不安げな顔になる。「そうか……。井上が決めたことなら、オレが言うべきことはない。だが、櫻井のほうは、大丈夫なのか?」 とたんに、首筋に冷たいものを押し当てられたように、全身が粟立った。 流人くん! 凶暴な野良犬みたいな目が、真っ赤な鮮血とともに頭の中一杯に広がり、携帯越しにささやく声が、耳元でよみがえる。 ――琴吹さん、邪魔っすね。 苛立ちのこもった、低い声。 ――別れないと、オレなにするかわかりませんよ。琴吹さんのこと、めちゃくちゃにして、壊しちゃうかもしれませんよ。 一言、一言、噛んで含めるように、ねっとりと冷たく、ぼくに告げた。 あのあとすぐ、流人くんの携帯に電話を入れた。だけど、何度呼んでも、留守電になってしまって、流人くんは出なかった。 もし本当に、琴吹さんの身になにかあったら――。心配で胃が捻じ切れそうで、琴吹さんの携帯に電話をかけた。 ――井上? どうしたの? びっくりしている声を聞いたとたん、安堵して床にへたり込んでしまった。 ――やっぱり、心配で。 ――やだ、まだ早いから平気だよ。 ――家まで、あとどれくらい? ――えっと、三十分くらいかな。 ――じゃあ、それまで話そう。 ――え? ええっ。 ――それと、明日一緒に学校へ行こう。 ――ちょ、ちょっと――そんな急に――井上、なにかあったの? 琴吹さんはあたふたして、心配そうな声で尋ねた。 ――琴吹さんと一緒にいたいんだ。 不安のあまり強い口調で言うと、一、二秒、絶句し、 ――う……うん。井上がそうしたいなら、いいよ。 恥ずかしそうに、ぶっきらぼうにつぶやく。 琴吹さんが自宅に辿り着くまで、ぼくは暗い影に追い立てられるように、夢中で話し続けた。 通話を切ったあと、手が冷たくこわばり、全身が汗でびっしょりだった。 それからも、繰り返し流人くんの携帯に電話をしたけれどやっぱり繋がらなくて、留守電に切り替わるたびに、心臓が跳ね上がり、背筋が震えた。 ベッドに横になっても、嫌な想像ばかり浮かんで、何度も琴吹さんに電話をして安全を確かめたいという衝動にかられた。 ようやく朝を迎えても、ゆっくり朝食を味わうどころじゃなくて、約束の場所に三十分も早く到着してしまったほどだ。 白い息を吐き、足踏みをしながら待ち続け、朝靄の向こうから、白いマフラーを巻いた琴吹さんが現れたときは鼻の奥がツンとし、泣きそうだった。 ――井上……。 はにかみながら、ぼくに呼びかける琴吹さんは、林檎のように赤い頬をしていて、目を生き生きと輝かせて、とっても幸福そうだった。 その顔を見たとたん、肩に覆い被さっていた重い石が、すーっと溶けて消えてゆくような気がした。 ああ、よかった。 琴吹さんが来てくれて、よかった。 あんなに不安だったのが、琴吹さんが隣を歩いているだけで、気持ちが楽になって、心も強くなってゆくようだった。 そうやって、ぼくらは登校した。 琴吹さんがくれた勇気は、まだ心に残っていて、しっかりとぼくを支えている。 流人くんが、ただの脅しであんなことを言ったとは思えない。 あのときの流人くんの声や、狂気をはらんだ眼差しを思い出すと、今も体がすくむ。不安がナイフのように胸を撫でてゆく。
引用 最初由 holypotatoMK II 发布只看第一章是没用的,否则魔王党也不会卷5完了就回老家结婚了
引用 最初由 flyang 发布上面好像提到了魔王,和人渣啊查进入lovelove模式了么。。
引用 最初由 生死不明 发布這件事別再說起啊!幻覺!全部是幻覺!!!
引用 最初由 生死不明 发布不是說好別提傷心事的嗎?
引用 最初由 holypotatoMK II 发布这本书只有4卷+8章,不是吗?