ウィニー開発者に罰金150万円、著作権侵害を認識
12月13日14時56分配信 読売新聞
有罪判決を受け、会見する金子勇被告(京都弁護士会館で)
ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を開発、インターネットで公開し、ゲームソフトなどの違法コピーを手助けしたとして、著作権法違反(公衆送信権の侵害)ほう助罪に問われた元東京大大学院助手金子勇被告(36)の判決が13日、京都地裁であった。
氷室真裁判長は「(ウィニーが)著作権侵害に利用されていることを明確に認識、認容しており、独善的かつ無責任な態度に対する非難は免れないが、インターネット上で著作権侵害をことさら生じさせることを積極的に意図したわけではない」として、罰金150万円(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡した。被告側は控訴する。
利用者の違法行為で、ソフト開発者の刑事責任が問われるのは国内では初めてで、司法判断が注目されていた。
最終更新:12月13日14時56分
来自yahoo日本